4月10日 木曜日

5時半起床。うっすらと晴。

 

■ 春の夜の斯くて面相筆撓ふ  瀧澤和治

「今」第5号より。

顔の細部を描くのに使う画筆、面相筆を春の夜に使う、しかも撓う、とすれば描かれているのは女性の顔、というのが使われている言葉からの印象です。面相筆は撓うからこその筆、画筆としてより小筆として、その撓うことを愛して普通に使われている気がするのですが、ここは「斯くて」に込められた春の夜の更けていく様を、艶に読み取るのが妥当なのでしょう。

 

勤務の帰路、ネット発注の本の支払いをナナコ(Nanako)で。チャージして支払い、要するに“小銭を持たない”は、便利なのか不便なのか、まったく解りません。

 

青空文庫を読む為のアプリ、NReader2 をインストールしてみました。紙の本を愛している身には、パソコンで何かを読むという行為には違和感だらけ。どうなのでしょうね。